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2026年春 建築塗料・塗装特集

高耐候性バイオマス技術に注目

エスケー化研

建築分野において建物の長寿命化と環境配慮に対する重要性が高まる中、エスケー化研は次世代型塗料「エスケーバイオマス無機GR」の展開を本格化している。


同品は植物由来原料を活用したバイオマス樹脂複合無機塗料。超耐候性と超低汚染性を特長に、戸建住宅から大型建築物まで幅広い建築用途での採用が期待される。また環境性能に優れ、従来の石油系塗料に比べて約13%のCO2排出量削減が見込まれる他、CO2削減効果を示す「バイオマスマーク」も取得。脱炭素化に寄与する塗装仕様として提案力を高めている。

技術面では、「強靭性バイオマス樹脂/無機高分子のハイブリッド層」と「柔軟性バイオマス樹脂層」を組み合わせた「マルチレイヤー構造」を採用。劣化要因となるラジカルの発生を抑えるラジカルコントロール技術により、ふっ素樹脂塗料を上回る耐候性を実現した。更に塗膜最上層は、高密度架橋と親水性を持たせ超低汚染性を発揮。下層部は柔軟性バイオマス樹脂層を配し、塗膜の柔軟性を確保した。

同社担当者は「建築分野では、環境対応に加え、維持管理の効率化や建物の長寿命化に対するニーズが一段と高まっている」と説明。そこで同社は「バイオマス無機GR」を塗り替え周期の長期化による建物の維持管理コスト低減、ライフサイクル全体における塗料使用量の抑制に寄与する製品として訴求する方針。建物の資産価値向上に対し、環境と耐久性の両面から提案を進めていく考えだ。


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