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2026年春 建築塗料・塗装特集

建築用仕上塗材の減少幅広がる

NSK2025年生産数量統計

日本建築仕上材工業会

日本建築仕上材工業会(NSK)は、2025年(1〜12月)の生産数量統計をまとめ、公表した。建築用仕上塗材の総量は、前年対比91.5%の14万4,370トンとなり、前年比97.5%だった昨年に比べ減少幅が広がった。


建築用仕上塗材の生産数量は、2004年に30万4,447トンであったが、以降ほぼ一貫して減少を続け、当時の半数を下回る水準まで生産数量が減った。

建築塗装需要、特に住宅の塗り替え工事の低迷が続いており、生産品目のうち最もボリュームの多い可とう形改修塗材E(微弾性フィラー)が前年比90.2%の4万7,060トンと大きく減少、改修需要低迷の影響を受けた。

今回公表したデータで建築用仕上塗材の主要11品目の傾向を見ると、前年より生産数量が増加した品目は、石材調仕上塗材が対前年比110.1%の6,024トン、可とう形外装薄塗材Eが107.3%の7,208トン、薄塗材Eが100.7%の2万7,645トンであった。

その他の8品目は前年より生産数量が下がり、厚塗材Cが73.2%の1,848トン、内装薄塗材Wが82.4%の1,577トン、複層塗材REが87.5%の1,423トン、防水形複層塗材Eが88.3%の1万3,724トンなど大きく減少した品目が目立った。

また、上塗材の水系化に関しては、水系上塗材と溶剤系上塗材の生産数量比率は、81.1%:18.9%の割合。近年は水系上塗材が8割前後で推移しており、有機溶剤の使用量も減少している。

一方、左官材料・補修材料の生産数量は、前年比91.0%の29万1,503トンと、こちらも減少幅が広がった。

主要品目では、建築用下地調整塗材11万4,264トン(83.8%)、ラスモルタル用軽量セメントモルタル7万4,049トン(95.5%)、SL材8万5,668トン(104.2%)、吸水調整材4,466トン(118.8%)、薄塗用セメントモルタル材2,123トン(88.9%)などであった。

その他、生SL材は8万9,976m3(97.3%)、セメント混和用軽量発泡骨材2,482,901L(74.4%)であった。


建築用仕上塗材生産数量
建築用仕上塗材生産数量
左官材料・補修材料生産数量
左官材料・補修材料生産数量

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