ふっ素上回る、環境性能と超耐候性を両立

エスケー化研

 エスケー化研が昨年秋に投入した超耐候・超低汚染バイオマス樹脂複合無機塗料「エスケーバイオマス無機GR」が戸建て住宅から大型建築物まで幅広い分野で活用できるとして需要拡大の気運を高めている。
 同品は、植物由来のバイオマス原料を活用したバイオマス樹脂複合無機塗料。従来の石油系原料と比較して約13%のCO2排出量削減が見込める環境性能と、建物の長寿命化に寄与する超耐候性塗料を開発した。塗り替えサイクルの目安は25年を訴求する。
 耐候性においては、強靭性バイオマス樹脂、無機高分子のハイブリッド層と柔軟性バイオマス樹脂層を積層した「マルチレイヤー構造」が超耐候性を発揮。更にラジカルコントロール技術を組み合わせることで従来のふっ素樹脂塗料を上回る耐候性を実現した。
 一方、超低汚染性については、マルチレイヤー構造の最上層の架橋密度が高く、親水性を有した高硬度で緻密な塗膜表面を形成。微細な塵やほこりの定着を防止する他、汚れの付着を抑える低帯電性も保持し、長期間にわたり美観を維持する。その他、防かび・防藻性、弾性機能を付与。アクリルゴム系弾性吹付タイル「レナフレンド主材」との組み合わせにより躯体の微細なひび割れに優れた追従性を発揮し、雨水の浸入を防ぐ。
 環境への配慮と維持管理の効率化が一層重視されてきている中、環境負荷低減と超耐候性を武器に新設。塗り替えでの採用拡大に注力する方針。