無機系塗料のパイオニア、艶消しタイプ投入

ジャパンカーボライン

 ジャパンカーボラインが建築用塗料の新製品を投入した。艶消しタイプの無機系塗料「セラスターウォール フルマット」だ。耐候性をアピールするため艶有りが多い無機系塗料の中にあって、あえて艶消しタイプを投入したのは耐候性への絶対的な自信の表れ。市場で要望の多い艶消しタイプを揃えることで、無機系塗料としての差別化を明確にした。
 同社の無機系塗料は、主力事業の重防食塗料分野でトップコートとして長年使用され、その実力は折り紙付き。塗料化の限界まで無機成分をリッチに配合した塗料設計で、橋梁や鉄塔など過酷な環境下の社会インフラを守っている。その重防食分野の塗料技術を建築塗装分野に展開しているのが「セラスターシリーズ」で、重防食のシーンで多用されているグレード感が建築塗装分野における優位点。
 更に、これまでの実績も申し分ない。同社は、賃貸住宅の国内最大のディベロッパーの管理物件において、外装の改修工事を材工で請け負っており、賃貸を含む低層住宅の塗り替え工事の実績はこれまで5万棟以上に及ぶ。住宅塗装向けの無機系塗料としてはトップレベルの使用実績でその実力を証明、営業活動における力強い訴求点になる。
 今回シリーズに加えた艶消しタイプのセラスターウォールフルマットは、「艶消し剤による調整ではなく、樹脂そのものの検討による艶消し対応。無機系塗料の塗膜の強靭性をそのままに艶消しの意匠ニーズに応えた」と、無機系塗料としての差別化を明確にした。