無機系市場に参戦、独自機能で差別化

スズカファイン

今春、高耐候性と低汚染性を特長とする「ウォールバリアNTシリーズ」として無機系グレードの「ウォールバリア水性無機NT」「ウォールバリア水性無機NT-BIO」(強力防カビ防藻タイプ)を投入したスズカファイン。年内にもカタログに"期待耐用年数20年"を表示する方針。塗替時期の目安表示が販売展開に弾みをつける見方がある。
 これまで無機系塗料においては、水性1液反応硬化形の「ウォールバリア水性無機HB+」を上市するが、「同水性無機NT」は、超高耐候性と低汚染性を特長にコストパフォーマンスとの両立を図った製品。活発化する無機系市場に製品を追加投入することで、ユーザー拡大とブランド向上につなげる狙いがある。
 特長として差別化に据えるのは、ラジカル制御機能による超高耐候性とノンタック(NT)技術による低汚染性。内装用塗料の耐皮脂軟化技術を応用し、耐皮脂軟化性、汚染除去性を保持する超高耐候性・低汚染性塗料を実現した。
 独自機能を付与したきめ細やかな製品開発が同社の強み。超撥水性を付与した「ビーズコート無機」「同BIO」も落ち着いたつや消し仕上げを演出する水性1液形超高耐候性無機系塗料として差別化を鮮明にしている。
 この他、遮熱塗料のパイオニア「クールトップシリーズ」「ワイドエポーレクールシリーズ」が酷暑対策として伸長する他、各種防水層用トップコート「ウォーターバリアシリーズ」も需要創出に寄与。来年にはウレタン防水用水性1液タイプ(遮熱含む)を投入する計画だ。